よなよなむつらぼしのなまくら天体観測

天体観測初心者です。お気楽機材で少しずつ腕を磨こうと思います。

カメラとか簡易の赤道儀とか

一応、eos kiss x3の赤外フィルターと、ローパスフィルターを自分で外したカメラもあるんですけどね。まだ全然使いこなせていないのですよ。

DLSRのカメラを改造しちゃうと、当然ながらCMOSのスケアリングが狂うので調整が必要なんですけど、まあ、これが大変でした。

あと、CMOSにゴミがつくと取れないので、AstronomicのCLSフィルタをはめ込んであります。このカメラでは、まだ納得いく写真が撮れていませんので、このフィルタの選択が良かったのかどうなのかは分かりません。

そのうち、これと広角レンズの組み合わせで、オリオン座付近の写真を撮ってみたいですね。準備はしているんですが、なかなかチャンスに恵まれません。フォーカス合わせも難しいんですよね。液晶が小さいし。自宅ベランダだと、そもそも星がほとんど見えてないし。うーん、いつになるのやら。

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最近はQHYさんやら、ZWOさん、Player Oneさんなどから様々なメーカーさんから、天体用のカメラが販売されていますね。

今から始めるのなら、この手の専用カメラを買っておけば良いですね。フィルタだって比較的安い1.25インチのものが使えますし、なにかと出費を抑えられるハズです。広角のレンズが付属していましたので、USB接続のwebカメラとしても使えます。

私の場合、のちにご紹介するZWO さんのASIAIRが使いたかったので、ASIのカメラとなってしまいましたが、最近、Player Oneさんのモノクロカメラが大変気になってしょうがないのですよね。

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趣味の機材って、なんでどんどん仲間増やしていくのでしょうか?困ったものです。

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なにしろカメラ本体が軽いし、もう、ハラハラしながら市販カメラを改造しなくてもいいし、良い世の中になりました。

このシリーズ、色々と買った結果、とりあえず買うのなら、安くはないのですが、ASI294mcが間違いないかなと思います。最初にこれを買っておけば、あれこれと他のカメラを買い足さなくても良かったと思います。

このカメラ、非冷却タイプなんですが、ペルチェ ・クーラーで冷却実験をしてみたら、低予算ながら、そこそこの効果が期待できそうでしたので、後日ご紹介しますね。

 

そうそう、CMOSのガラス窓には、やたらとゴミが付きますよ。多分、天体望遠鏡や、レンズへの取り付け時や、フィルタを取り付ける際に、ねじ込みの部分などが擦れたりするから、そこからゴミが出るのでしょう。

ゴム製のブロワーでは、なかなかゴミが取れないことも多いし、スプレー缶型は、寒い冬の夜中には使い物になりません。私は写真の電動エアダスターを使っているんですけれど、風の勢いも、風量も多く、とてもいい感じです。

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そうして少しずつ機材が整ってくると「ああ、やっぱり、星雲とか銀河とか、色々撮りたいなぁ」なんて思うわけですね。そうなってくると、やっぱり赤道儀で追尾しないとダメですね。あの重たい機材は嫌だなぁ、なんて思っていたタイミングで、Sky-WatcherさんのAZ-GTiに巡り合いました。

なんと言っても、これは安いし、軽いし、簡単です。

(その前は、Pentaxのアストロトレーサーを試したのですが、ほぼ星景写真しか撮れなくて、あまり出番がありません。望遠鏡の横に置いて同時に撮影するくらいまで余裕が出てきたら、また使うことになるでしょう。)

 

実は、しばらく天体機材を物色してなかったので、業界の変化を全く知らず、Sky-Watcherって怪しい小さなメーカーさんかと思ってたんですよね。ところがどっこい、今や世界最大手なんですって。いや、大変失礼しました。流石です。素晴らしい製品です。
もともと赤道儀ってのは、アホみたいに重いです。ただでさえ重いそいつに、また長くて重たい望遠鏡やら、カウンター・ウエイトを取り付けなくてはなりません。

大口径の望遠鏡を乗せられるように、また、揺れないようにっていうことなんでしょうけれど、いちいち片付けないとダメな環境では、重すぎるんですよね。

三脚の下は、硬いコンクリートが良いですね。星を追尾させると、だんだんと重心がずれていきますので、全体が微妙に傾くのでしょう。そうなるとアライメントが狂ってしまい、追尾がうまくいきません。

天体観測は暗いところでの作業ですし、寝ぼけながらの作業になりますから、重たくて長い機材を狭いベランダでいじっていたら、そのうち怪我をしますよ。マジで。

つづく