ひさびさの天体観測
ひさびさの観測。
望遠鏡保管中に、AZ-GTiとASI AIRを繋ぐケーブルが引っ張られたのか、接触不良。
ケーブルを取り替えると、すんなり接続できたので一安心。ようやく撮影開始。
ASI AIRアップデートとか、カメラ変えたりEAFやEFWの増設とか、いっぺんにやってしまうことになったので、何が原因かわからないけれど、前まで全く問題なく使えていたエレコムのUSB型SSDがなぜか使えない。繋ぐとWifi接続できなくなっちゃう。USBの電力不足かな。
とりあえず、試運転。
SV503,x0.8,QBP3,ASI432MM,ゲイン350,10sec,60枚,フラット無し,ダーク20枚,バイアス50枚
NGC3628,M65,M66
うーん。月が眩しい。
追加
M51
M101
M64
既視感
やっぱり、フィルタは重要。ハハッ!
EOS RP その2
うん。RPでちゃんと撮影できる。
うん。10秒で真っ白。
ISO下げても結構きつい。
改めてRPは高い感度、そしてここは、すごい光害だわ。
ナローバンドフィルターは必須やね。
RPに使えるフィルターは、
まだないから、今夜は撤収!
EOS RP
ASIシリーズのフルサイズは、数十万円以上しますけど、EOS RPなら、10万円ちょい。
これは、試してみる価値がありそうです。
なにしろ自分で改造したkiss x3とか、無改造の6Dは、一枚撮りなのに、ずいぶんと綺麗なんです。
多分、カメラに内蔵されているDIGICが、輝度を持ち上げたり、ノイズ処理したりと、いい仕事をしているのでしょう。
ただ、DSLRは、ミラーがバシャバシャと、かなりうるさいですから、他の人もいるような観測場所とか、自宅とかでは、迷惑なので使いたくありませんね。
昨晩は接続がうまくいかず、今朝、なんとか撮影できるようになりました。
それより、数日ぶりにASIAIRを起動すると、ASIAIRのソフトが大幅に外観が変わってビックリ。
なんと、他のユーザーの場所が地図上に見えてしまう。ということは、私の場所もバレるのでとても恥ずかしい。
もし、他ユーザーさんに自分の場所が丸見えで、もしこの機能がオフにできないのなら、このページも何もかも、そのうち全削除します。
天体写真は、撮影時間とか、地形とかが見えてしまうと、かなり高精度に撮影場所が特定できますものね。
さて、昨晩、初めてEOS RPを取り付け、ASIAIR PROで撮影しようとしました。しかしすんなりとは出来ず、暗闇での作業は諦め、朝から再検討したのです。
EOS RPは、ASIAIR PRO において、EOS R2として一瞬接続するのですけど、RPがフリーズしてしまい、一旦EOSの電源を外してやらないといけません。
速攻壊してしまったと思い、焦りました。
再起動してもやはりフリーズするので、昨晩は使えなかったのです。
問題点は3つ考えられます。
一つは、ASIAIR PROの本体が未対応か、もしくはソフトのバグ。
二つめは、ASIAIRに繋ぐUSBケーブル。海外サイトの相談を見ると、やっぱり困ってる人がいて、ケーブルを変えたら、うまくいったという報告がありました。
3つめは、電源の容量不足。EOS RPのバッテリーはもちが悪いという噂なので、Amazonで買ったUSB電源をEOS RPのバッテリーのスロットに挿しています。
この電源のUSB Aを挿してあるUSBのソケットが2Aだったのです。足りないようで、本当は、2.4A以上が必要らしいです。
そこで、開梱が面倒で使ってなかったASIAIR Plusに交換した。wi-fiもブースターなしで行けそう。
ケーブルは、テキトーなものしかなかったので、とりあえずちゃんとしていそうなものを発注。まあ、昨日、一瞬繋がっていたので、これは不要だったかもですけれど、画像の転送ですし品質が良いものに変えるのは悪くないです。届いたら交換しましょう。
次に、USB電源のソケット部分も3A以上に交換。
USB電源は、昇圧器を通ってから、DC2.5のジャックでバッテリー側につながっており、ASIAIRに直接繋げられそうなのだけど、カメラへの入力は、何Vが適正なのか確証がないのと、また、ASIAIR Plus側での電圧調整方法があると思い込んでいたのだけど、それが分からず、試していません(多分、8.4V 3Aくらいと推測)。
※ EOS RPは、USB Cのところから、本体に挿したバッテリーを充電できるのですが、電気を供給しながらの撮影はできないので、やっぱり配線は、2本ぶら下げないとダメです。
結果、動きました。
面倒なので試していませんが、多分、カメラ電源の電源ソケットの容量不足だったのでしょう。
電源は、3A以上が無難と思います。
カメラが色々作動する時に、消費電力がグッと上がって不安定になってフリーズ、ということかも。
ASIAIR PROでも動くのか試したいのですが、元に戻すのが面倒すぎて確かめていません。
そうそう、ASIAIR Plusには、USB C のポートがありますけれど、ここにEOS RPのUSB C を挿しても認識されません。ASIAIR Plusの中の画像を吸い出すためだけのポートのようです。
EOS の画像出力用のUSBは、type Aのポートに挿して下さい。必要なケーブルは、C TO Aです。
それから、EOS RPは、Rと違って物理的シャッターは、ないと思っていたのですが、もしかしたら撮影用の幕があるのかも?
クリーニング時とか、シャッター切った時とか、一瞬CMOS面の色が変わり、そこそこの音もします。電子音ではありません。
なにしろ高速すぎるので、正確なところはわからないのですけれども、何かしらのシャッター幕があるのかも?
今日あたり、もし晴れたら、夜空を撮影してみますね。
ダーク確認中です。10秒ではノイズがほぼ見えず、30秒でポチポチとわずかに輝点ノイズが見えはじめますが、さすが画素数控えめのフルサイズです。圧倒的。
ASI294mcとは違うのだよ、ASIとは、と言わんばかり、全く次元が違う感じ。
実際の露光が楽しみです。
IC405 NGC1893
FMA180にL-eXtreme、ASI294mc 600秒、1時間半ほど追尾して、3〜4枚は写りが悪いから捨てた。
フラットあり、バイアスあり、ダークあり
PIでWBPPのち、クロップせずにPCC。
ダーク処理が上手くないからか、やっぱり、アンプグローが消えない。まあ、嫌ならほかのカメラを使えばいいこと。ASI294mcは気に入ってるから、こんなもんだと納得していて、別に構わない。
それ以外は、ABEもDBEも必要性を感じない仕上がりに満足しつつ、実際、その手の補正はやらなかった。
いきなりNoiseXTerminatorしてから、arcsinh stretch。これだけで終わってもよかったのだけど、気持ち軽く色味を派手目にして暗部を黒く抑えておしまい。
PCC以降は5分かからない。
最後にアンプグロー部分をクロップして終わり。
もちろん、細かいところはまだまだだけど、やっとこさ、今のところ理想的な速度で回り始めた。
なるほど、やっぱり、安易に画像処理でなんとかしようなんて思わずに、基本的なところを押さえてしっかり撮影することなんだと再実感。
面倒でも極軸を合わせること、一枚、一枚、しっかり長時間露光すること。
これが一番近道なのだろう。多分。コンピュータに向き合う時間よりも、カメラ機材に向き合う時間を割いて、そのうちできれば空を見る時間を増やそうと思う(ここにいる限り肉眼では、月とか惑星とか、明るい星しか見えないから、そのうち、どこかに出かけよう)。