フィルタその後
その後、干渉フィルタがダメなのかな?なんて考えて、それで、干渉タイプではない吸収タイプの光害フィルタを試すことにしました。
ケンコーさんのStarly nightフィルタです。
しかし48mmのタイプは販売されていないみたいなので、49mmのを買って分解し、48mmのレンズ保護フィルタ枠に取り付けて使うことにしました。
そこそこ、光害を除去するんだけれど、干渉フィルタのようにバシッと除去しないのが、私の撮影場所にはちょうどいいのか、悪くない感じです。
IRのゴーストはいやらしい感じになるので、とりあえずUV/IRの干渉フィルタと組み合わせることにしました。
それで、結局、ぐるっと回って最初の頃のセッティングとほとんど変わらなくなりました。
対物レンズーStarly nightー0.8xレデューサーUV/IRフィルターASI294MCとしてみました。
まあ、最初は、とりあえず組み立てるという程度の意味だったものが、理屈がわかって来たので、意味のあるセッティングになって来たかなと思います。
フィルタやレンズ、CMOSそれぞれの間隔を広げてキツイ多重反射を抑えたつもりです。
上記のようにフィルタの設置場所も色々検討した結果、ゴーストが出にくそうな場所に設置できたみたい。
んで、フラット撮影してみたら、干渉フィルタと同じように左が青、右に赤が出てしまう問題が発生。
ということは、フィルタのせいじゃなくて望遠鏡本体のレンズがズレてるんですね。
手頃な価格の望遠鏡だし、まあ、こんなもんか。
久しぶりに晴れ間が出たので撮影。
三列星雲、青い部分も、かろうじて写ってきました。やれやれ。これは、フィルタというより、レデューサでFが小さくなったからなのかなぁ。
今日の気温は低めですが、スマホ用のペルチェ クーラでさらに冷えて、カメラの温度は16℃です。